血液で癌にかかるか分かるPET検査|一体どういうことか私が噛み砕いて説明いたします。

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血液で癌にかかるか分かるPET検査というものをご存知でしょうか。
欧米では、かなり定着したがんの発見方法だそうですが、
日本ではちらっと小耳にはさんだ程度という方も多いでしょう。
私もその一人です。

ただ、このPET検査はがんの早期発見にとても役立つ技術です。
あれこれいろんな部分の検査を一つ一つ行う必要もないっていうんだから
負担もありません。
現在私たちが行っているがんの検査って、胃や大腸、子宮などすべて別々の検査が必要でしょ。
PETならその必要もなさそうです。

というわけで、血液で感にかかるか分かるPET検査とは
一体どういうことか私が噛み砕いて説明いたします。

PET検査は、特殊な検査薬を点滴で体内に入れる検査方法です。
検査薬を体に取り込んでPETで撮影します。
体内に入った検査薬はがんになりうる細胞に反応すると
PETには赤いしるしが映し出され、全身のがんになりうる細胞を発見することができるんです。
PET検査によってこれまで以上にがんを早く発見することもできるし、
どの部分にがんになりうる細胞があるかが明確にわかるようになりました。

癌細胞ってブドウ糖を多く引き込む性質があるそうです。
PET検査はその性質を利用しているため、ブドウ糖が多く集まっている
細胞をピンポイントで映し出す仕組みの検査でした。
通常、癌を発見するには何らかの異変がないと見つけ出しにくかったり、
癌がある程度の大きさでなければ見逃してしまう。
ということがありましたが、PET検査ならなりうる癌細胞まで見つけることができるという
メリットがあります。

○PETの検査方法
点滴で検査薬を体に入れるのは5分程度で終了。
体内に検査薬が回るのを30分から1時間程度待ってから
PETで撮影です。
PET撮影はMRIのようなドーム状の撮影機になっているので
衣服を着たまま仰向けに寝ていれば、いいだけです。
検査を行う5時間前は水以外に飲み食いはできませんが、
検査が終わってしまえば、飲み食いできます。

○費用について
PET検査の費用は1回あたり10万円程度になります。
ただし、施設やより詳しい検査が必要になる場合はそれ以上になることもあるので
受ける医療機関への問い合わせをする必要があります。
また、以下のような場合は保険適用です。
・レントゲン検査やMRI、血液検査などでは癌だと確定できない場合
・もともと癌があり、転移や再発の確認が確定できない場合
・心臓に疾患がある場合
・難治性部分てんかんである場合
ただ、同じ月に同じ癌を発見するための検査では保険は適用されません。

また、良性か悪性かの識別の確定させる場合でも保険が適用されません。

○デメリット
PET検査は点滴と撮影だけでがんの早期発見ができるといった
優れた技術ですが、デメリットもあります。
・ごく小さく散っているがん細胞が見つけにくい
・胃や食道など消化器粘膜のがんの早期発見には弱い
・ブドウ糖に反応しにくいがんを見つけにくい
・脳や心臓、膀胱や肝臓、腎臓、尿道のがんは発見しにくい
・糖尿病の方には不向き
PET検査はがん細胞を見つけ出すのに体や精神的に負担がないものの、
一部、胃がんや胃がん、甲状腺がん、胆道がんも
発見しにくいといわれており、癌細胞を完璧に見つけ出せるわけではないようです。
そのため、確定させるにはCTやMRI、内視鏡検査なども併用する方が良いそうです。

それぞれのメリットを受けながら、弱い部分を別の検査でカバーすることで
より確実にがんを発見できる秘訣だということです。